コスパ最強リッツ! (ザ・リッツ・カールトン天津)
The Ritz Carlton Tianjing
クラブプレミアルーム 50㎡ 宿泊記
ずっと憧れていたリッツ・カールトン天津に宿泊したのは、コロナウィルスのコの字もなかった昨年(2019年)7月のことでした。なんとこのリッツ・カールトン、クラブフロアにも関わらず元値27193円で、エクスペディアポイントで1549円引きの25644円です!!リッツ・カールトン東京でクラブフロアに泊まったらこの値段の3倍以上!下手したら航空券代を含めてもこちらに泊まった方が安いかもしれません。
私は当時北京に住んでいたので、まずは北京から天津までの移動です。北京から天津に行く時最も便利なのが中国版新幹線(中国語では高鉄)の復興号でしょう。時速300キロ以上で、北京ー天津間をわずか30分で結んでいます。車内も綺麗ですし、日本の新幹線と遜色なく非常に快適です。北京旅行ついでに天津まで足を伸ばしてみるのも良いかもしれません。
北京南駅。中国のターミナル駅はどこも巨大で、まるで空港です。手荷物検査もあるので、相当余裕を持って行くのがおすすめです。
中国の高速鉄道の中では最も新しい車両だと思います。
速度が表示されているのが楽しいです!
リッツ・カールトン天津は遠くから見ても目立つ、まさに貴族の館といった趣の煉瓦造りの建物です。実際この建物は1890年に建てられたもので、すでに建ってから130年以上経っています。中国において、こういった古い建物が残っているのが、欧米列強の租界となっていた天津の特徴です。ホテルの目の前には公園があり、緑豊かな立地です。
ベルボーイに導かれてホテルに入ると、豪華なロビーに圧倒されます。
リッツ・カールトンのカラーであるブルーの家具がいいアクセントになっています。
チェックインを済ませて、まずはラウンジに向かいます。これはエレベーホール。
エレベーターのデザインも統一されています。エレベーターまでしっかりと作り込まれたデザインは、他のホテルと比べても過去最高かもしれません。
最上階がクラブフロアになっています。
廊下の奥にクラブラウンジの入り口があります。
ホテルのあちこちに船のオブジェがあります。
私は今回クラブルームを予約したので、まずはラウンジへ。
ラウンジの入り口にコンシェルジュデスクがあります。ラウンジの従業員の人数は客に対して少し少ない気もします。
ラウンジは3区画ほどあり、それぞれソファースペース、ダイニングスペースなどがあり、違った趣があります。
ちょうどアフタヌーンティーの時間だったので、紅茶を頼みます。紅茶はTWGのアールグレイで、ウェッジウッドのティーポッドで提供されます。
思わず、ビールにも手が伸びてしまいました。
ここからルームツアー!お部屋はクラブルームではスタンダードなダブルルームです。
白を基調としていて、シャンデリアと立派な本棚が部屋の豪華さを物語っています。
さすがにこの本は全て偽物というか飾りでした笑
机は中国風で、細かい装飾がされていました。
こちらはバスルームです。アメニティはアスプレイ。シャワーブースとトイレが右側にあります。TOTOのトイレで、蓋が自動で上がるやつです。中国ではなかなか見ないので、嬉しい!
夜に再びラウンジへ。カクテルタイムは、棚一杯のリキュールを使って自由にカクテルを作れます。
ラウンジから見える天津の夜景
夜のラウンジ。人は少なめなので、好きな席に座れました。
〈総評〉*****(5つ星)
ヨーロッパの貴族の邸宅の一部屋のような豪華さです。それでいて中国風の調度品や壁紙・絵が絶妙に配置されています。文句なしの5つ星です。サービスも良く、日本ほどラウンジに従業員はいないものの、かえって過剰なサービスでもないので気を使わないで済みます。アルコールの種類も多く大満足です。お部屋も50平米と広く寛げます。なんと言っても、日本ではあり得ないほどの価格の安さが素晴らしい!
〈予約詳細〉
クラブプレミアルーム 25644円
エクスペディア経由